あなたは、職場や身近な人との関係で
「主張すべきか、それとも引くべきか」
迷って疲れてしまった経験はありませんか?
- 争いたくないから我慢する
- でも我慢しすぎると自分が苦しくなる
- 主張すると、今度は人間関係がギクシャクする
”人に流されやすい”タイプの人にとって、対人関係は消耗戦になりがちです。
私もそうでした。
しかし大人になった今、ふと幼少期のある出来事を思い出したんです。
兄2人の壮絶なケンカを目の前で見たあの日のこと。
そこに、人間関係のストレスを半減させる”最適な向き合い方”が隠れていました。
この記事では、私の原体験から導いた
「立ち向かう勇気」と「引く勇気」
のバランスについてお話します。
この感覚を身につけるだけで、明日からの人間関係が少しラクになるかもしれません。
(※なお、私の二人の兄は、ここでは『リツ兄(長男)』『カイ兄(次男)』として登場します。)
【壮絶な兄弟ゲンカ】テレビゲームが招いた「負けられない意地」の流血沙汰
平和な日曜が一変!リツ兄VSカイ兄の殴り合い
日曜の昼下がり、長男のリツ兄とゲームをしていると、次男のカイ兄が何度もテレビの前を横切って邪魔してくるのです。
最初は笑っていたリツ兄も、だんだん険しい表情に。
「やばい…」と幼い私は直感しました。
案の定、次の瞬間には取っ組み合いの殴り合いに発展。
パワーで劣るカイ兄は、勝負としてはボロ負け確定ルートまっしぐらでした。
それでも “ここで引いたら終わりだ!” と言わんばかりに食らいつく姿は、子どもながらに息をのむものでした。
私は泣きながら母のもとへ逃げ込みました。
母が静かに貫いた「自分の落とし前をつけなさい」という教育
泣きじゃくる私を見ても、母は動じませんでした。
「やらせるから、あなたも見ていなさい。
お母さんの前でちゃんと落とし前をつけなさい」
あの時の母の手の強さ。
今なら分かります。母も内心は相当ヒヤヒヤだったはず。
けれど母の意図はひとつ。
“対立を自分の判断で収める経験こそが、将来、人生の重要な選択をする際の判断力を生む”
この教育方針が、私の価値観に静かに根を下ろしていきました。
教訓1:自分の人生を守るために必要な「立ち向かう勇気」
顔を腫らした兄が見せた「負けても清々しい」自己肯定感
ケンカはリツ兄の圧勝で終わりました。
翌日、顔を腫らしたカイ兄は剣道クラブの卒団式へ。
事情を察した大人たちは
「よく頑張ったな!」と声をかけてくれたそうです。
完膚なきまでにやられたのに、どこか清々しい表情のカイ兄。
私はハッとしました。
“逃げなかった経験は、勝ち負けより大切なんだ”
この「意志を貫いた経験」こそ、自信、つまり自己肯定感を育む土台になるのだなと。
キャリアの正念場や、譲れない価値観を守る場面でこそ必要になる力です。
私が“しっかり者”と言われる裏側には、
この時に学んだ 「戦う時は逃げない」 という教訓がありました。
教訓2:人に流されやすい人にこそ必要な「賢く身を引く勇気」
「今回の勝ち負け」より「相手との関係性」を優先する
兄弟の間では流血しても翌日には元通り。
しかし大人の世界では、
些細な対立が“関係の断絶”という重い代償を生む
ことがあります。
そこで必要なのが、
「賢く引く勇気」。
小さな意地や些細な衝突より、
“その人との長期的な関係”の方が価値があることも多い。
職場で意見がぶつかった時、カッとなる前に一呼吸。
「ここで勝っても何も得しない」「嫌われたら仕事が進まない」
そう判断できるなら、笑って一歩引く方が賢明です。
引く=逃げではなく、“消耗しない戦略”です。
ストレスで消耗しない!引く・立つの判断基準
行き過ぎた“立ち向かいグセ”は孤立を招き、
行き過ぎた“引きグセ”はあなた自身が潰れてしまいます。
だからこそ、判断基準が必要です。
▶立ち向かうべき時
- 後で思い返すとモヤモヤする
- キャリアに影響する
- 価値観を曲げると自己嫌悪が残る
▶引くべき時
- 相手が勘定的
- 数日後にはどうでもよくなる
- 衝突することで”失うもの”の方が大きい
このバランスこそが、人間関係の最適解
【まとめ】消耗から卒業!バランス感覚で仕事も人生も軽くなる
対人関係をラクにするコツは、
「全部戦わない」「全部我慢しない」
その中間を、自分で選び取ることです。
人に流されやすい人ほど、
「立つか」「引くか」を他人に決めさせてしまう。
明日、誰かと意見がぶつかりそうになったら、
こう自分に聞いてみてください。
「これは、後で後悔する勝負か?」
その答えが「YES」なら立つ。
「NO」なら、迷わず引く。
それができる人は、
もう“流されている人”ではありません。